日々のこと、趣味のこと、ひとりごと。
Im in Paris now.
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keykoworld:
graphicdesigner/photographer
2002年東京デザイナー学院卒
2008年パリへ
2009年夏、フランス人の彼と結婚
からの
2012年のお正月から実家のある大分へ
ちょこちょこと活動しながら今は旦那さんとcafe製作中。
コメント欄閉じています。お気軽にメールどうぞ☆
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kimくんの思いつきで、朝日を見に行くことになったわたしたち。
アパートを出たのは朝4時半でした。
熱あるっぽいねって言って、ご飯も洗いものも(いつも通り)全部やってくれた優しい旦那さま。
当日だって4時起きで真っ暗な田舎の高速を2時間ぶっ飛ばしつつ、わたしに本当に大丈夫?登れそう?って優しい声をかけてくれていた旦那さま。
到着したらちょうど東の空が少し白けてきていたので”早く、早く。早く登らなきゃ!と”急ぐわたしに”大丈夫大丈夫、ゆっくり行こう”なんて気遣ってくれていたのに…
下を見ないように急なプラスチックの階段を昇り終わってほっとしていたわたし、辺りはまだまっ暗。
切れた息がなかなか戻らなくて 座り込んだら砂が冷たくて 風も強くて
手を砂に潜らせたら二の腕まで鳥肌が立った。
前も下も何メートルか先までしか見えなくて 辺りは真っ黒で下を見ても真っ黒で 吸い込まれていきそうでちょっと怖かった。
(太陽、早く登らないかなぁー)
その時、旦那さまが言った。
ーよし、行こう。
そう、ここからkimくんの予想もしていなかったスパルタが始まったのです。
登れば終わりだと思っていたわたしの”大丈夫”と旦那さまの”登れる?”が違っていたことに気づいた時にはもう時すでに遅し。
熱っぽい体と空咳、冷たい空気に耳まで痛くなってきて、いちいち砂にはまりこむ足は10歩ごとにわたしの息を切らした。
普段本を読まないわたしが、バカンスに出る直前にめずらしく読んだ本
もっと世界を、あたしは見たい!の著者の言葉が頭をぐるぐるしてた。
明日死ぬなら、今日ヒマラヤを見る!
今思うと笑っちゃう。
だけど風邪ひきの朝砂丘はそれくらいの一大事だと錯覚するくらい大変だったんだ。
もっと世界を、あたしは見る!って自分を励ましながら歩いたよ。
太陽が登ると自分がどこにいるのかが見えて安心した。景色の綺麗さに圧倒された。
伝わってくる太陽の熱で、重かった体がほぐされていった。
あったかい と あつい の中間頃、目を閉じて太陽の熱を感じることに没頭してたら
いつものごとく寝てた。砂丘でも昼寝してきたぜーーー☆
8時くらいから人がぽつぽつ見えるようになってきて、わたし達が砂丘を降りた10時頃には観光客でいっぱいでした。
朝は暗くて見えなかったけど、観光客目当てのお店までたくさん用意されていたし、砂は人の足跡でぽこぽこになってた。
すっかりお昼の顔になった太陽さんが照らす砂丘の砂の色は気が抜けるほど白くて、海をバックに見ているとただの長い砂浜のようにも見え、タンクトップにビーサンで手をつないで歩く老夫婦を見ていると、寒さに震えて泣きそうになりながら歩いた朝の自分がものすごく滑稽に思えましたとさ。
朝は暗くて見えなかったけど、観光客目当てのお店までたくさん用意されていたし、砂は人の足跡でぽこぽこになってた。
すっかりお昼の顔になった太陽さんが照らす砂丘の砂の色は気が抜けるほど白くて、海をバックに見ているとただの長い砂浜のようにも見え、タンクトップにビーサンで手をつないで歩く老夫婦を見ていると、寒さに震えて泣きそうになりながら歩いた朝の自分がものすごく滑稽に思えましたとさ。
自然ってすごい。変わる。
前置きが長すぎるよね 笑
では、どうぞ☆
きれいでしょ♪
kimくんの思いつきとスパルタのお陰で妥協することなくこんな綺麗な景色が見れて本当にラッキー☆もしこれから砂丘に行くんだって人がいたらぜひ朝日を見に!っておすすめします。
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