元カレ

わたしにはこれまでの人生において

大きな思い出の２人の元カレがいる。

今日は風邪のだるさで１日中ベッドでごろごろ。

久しぶりに奴のブログを覗いたら

秋の匂いで高校３年の頃を思い出が溢れるって書いてあった。



うん、わたし達が一緒に生きてた時期ね

わたしも夏の終わりになるとあの頃のこと思い出すよ

毎日毎日楽しかったね　自分達以外の世界なんて目に入ってなかった。

世界中の何もかもが手に入ると思ってた。

怖いものなんて何もなかった。






あの時２人別々の道を選ばなければ今一緒にいるのかな？

なんて古い歌の歌詞みたいな言葉が胸の中でざわつく。

わたしもいつの間にか大人になっているんだろうな

もう１０年も昔の話なのね。

時間って不思議なものです。

なんかくすぐったくて笑っちゃうよ。



そういえば結婚の報告もしてないけど…

する必要もないような？

特に親しくしてるわけでもないけど

連絡しようと思えばできる距離って曖昧です

みなさんはどうしてるんでしょうか？

タイミングがあれば、って感じでしょうか

人生にはタイミングで成り立っていることがほんとうに多いと思う

責任を逃れてるって意味ではなくね。



きっと大人は　女も男も　

みんなわざわざ口に出さないけれど思い出のかたまりを心の中にもっていて

せつないようで　なんだか心がざわつくそのかたまりを

たまにひっぱり出して転がしてみるんだろうな





だけどやっぱりふと我に返って隣を見て



風邪ひきのわたしのためにと

初めてのお味噌汁作りに奮闘して舌をやけどしてしまった彼。

彼と一緒になれて幸せ。と思う。

せつない気持ちが　ふっとおだやかな気持ちに変わる。



はじめてのお味噌汁、おいしかったよ、ごちそうさま☆